特色ある教育活動                          

《ザゼン草群生地清掃》
    毎年12月、6年生の児童が大田原市の天然記念物に指定されている、北金丸地区のザゼン草群生地の清掃を行っています。代々行われている恒例の活動ですが、児童達はそれぞれ竹箒を持参して、群生地内の木道に積もった枯れ葉や雪を取り除いたり、駐車場の清掃を行ったりしています。ザゼン草は、1月上旬頃から徐々に姿を現し初め、2月には見頃となります。
   2月には、毎年1年生がザゼン草見学に行きます。その子どもたちが、6年生になって清掃活動を行うのは、大変意義深いものです。今後も大切に受け継いでいきたいと思います。

                                                                                            

                            

 

《市定無形民俗文化財の舞「永代々神楽」》 

 金丸小学校では、教育活動の一環として「郷土芸能クラブ」を設置し、那須神社文化財保存会の皆様の御指導を受けながら活動をしています。永代々神楽は、那須与一が1187年に社殿を再建し、京都から神職を呼んで舞楽を奉納したのが始まりと伝えられています。
 クラブの時間には那須神社の社務所に出かけ、保存会の方々から指導を受けています。毎年12月に行われる「ゆうゆう発表会」や、3月に行われる那須神社例大祭で子どもたちは舞を披露します。人や狐の面を着けた子どもたちが、笛や太鼓の音に合わせて舞を披露する姿は堂々として、参観者から大きな拍手が送られます。
 今年は、新型コロナウイルス感染性感染防止のため、郷土芸能クラブを休止せざるをえませんでした。来年度は再開し、子どもたちの舞が見られることを願っています。